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Posted by naturum at

2014年03月11日

借り物動画紹介 - Niseko Moiwa session

Gentemstick-snowsurf がFacebookで紹介していた「Niseko Moiwa session」だそうです。

玉井さんは大丈夫だったのでしょうか。突然で驚きますよね。

1分53秒からのバックカントリー・スノーボードのツリーランの様子が好きです。

WYPY Japan from WYPY on Vimeo.

  

Posted by snuf at 00:30Comments(0)スノーボード

2014年02月23日

ホットワックスの新兵器

2014年2月23日(日)

花粉が飛ぶ陽気の午後、スノーボードの板2枚をホットワックスしました。




新兵器投入でブラッシングが劇的にラクになりました。
電動ドライバードリル+アタッチメント+ガリウムのロトブラシボア+ロトブラシハンドル。

ロトブラシの使い方がわかりやすい、ショップの案内ページ

     

  

Posted by snuf at 23:59Comments(0)スノーボード

2014年01月24日

ウメとゲレンデを滑る - 白馬さのさかSnow Dog

2014年1月24日

ついに、初めて、スキー場のゲレンデで走るウメと一緒に滑ることができました!




白馬さのさかスキー場は、メインゲレンデの奥にある第3高速リフトのみ、犬と一緒に乗るのを公式に認めてます。そしてマナーを守れば一緒に滑れます。リフトOKはたぶん日本で唯一かも。
http://hakuba-wonderful.net/sanosaka_snowdog.html

有給休暇とって午後着。快晴。私がウメとリフトに乗り(リフト係が乗せてくれるし、ずっと抱えたまま)、娘を抱っこした妻が先行して撮影してくれました。ロングリードで走るウメと併走するようにスノーボードでスピード調整しながら。

結局、うまく併走できたのは少しだけ。ウメが疲れたのか、脚が痛いのか、すぐに踏ん張ってブレーキかけるので、何度も転ばされました。私が1本だけやって、妻と交代するのは諦めました。

ゲレンデも駐車場も空いててノンビリ、ウメと娘と駐車場で過ごしながら、妻と交代で少し滑って終わり。

白馬のパタゴニアとフルマークスで買い物して、犬連れOKのレストランで夕食。ピザとパスタが最高に美味しかったのですが、娘が泣いたり騒いだりして隣りの客から「うるさい」と嫌味言われ、ションボリして出てきました。

白馬はとても好きなところなので、少しくらい嫌なことがあってもキライになりません。











  


2011年03月27日

八甲田、今シーズン3回目(その4:最終)

その3>の続き。酸ヶ湯滞在、八甲田バックカントリー4日目。最終日。



2011年3月8日(火)

起きてすぐ、部屋から外を見ると、前日からの雪が一晩中降り続いていた。これは期待できる。


最終日なので、ツアー出発までに部屋から荷物を出してチェックアウトする必要がある。朝風呂、朝食、支度をしながら、すべての荷物を待合室に移動した。

旅館前の駐車場に出ると、ガンガン降っていた。


ロープウェー山頂駅の外は、猛吹雪。視界が悪い。午前の部スタート。


板をはいて他のツアー参加者の準備を待っている間に、どんどん降り積もった。


樹林帯の中をスノーシューでハイクアップして移動。




前日午前と同じ、広大なオープンバーンにドロップイン。




再び樹林帯の中を移動。降雪もおさまって明るくなった。


斜度は緩いが、遠くまで見える広い斜面。みんなで一斉に滑り降りた。




遠くまで見えるって気持ちいい。


最後はツリーランして、道路に出て、午前の部が終了。温泉ルート。


火曜ということもあってロープウェー乗車の渋滞は少なくなった。なので急いで山頂駅に行くこともない。ロープウェー山麓駅のカップ麺と旅館売店で買って持ってきたオニギリで昼食。


ロープウェー乗り場で次便を待っていると、スキースクールの人に話しかけられた。ウエアがオレたちと同じHIDのゼロファイターだったのだ。


山頂駅に着くと、何かのキャンペーンなのか、スノーボードの板を飾る準備をしていた。第三セクターの鉄道会社である「青い森鉄道」とのタイアップか。キャラは「モーリー」というらしい。



酸ヶ湯ガイドツアー、午後の部スタート。横殴りの猛吹雪。


視界が悪い中、ハイクアップして移動。


少し降りると視界が開けた。フカフカのモフモフのツリーランが楽しい。勢いあまってツリーホールに落ちた参加者も。



道路に出て、午後の部が終わり。銅像ルート。これでオレたちの八甲田も終わり。


たくさん雪が降って、新雪ばかりのパウダーに、これで終わりにしたくないと後ろ髪ひかれる思いがいっぱいで、まだまだ滑っていたかった。まだまだ酸ヶ湯に滞在していたかった。

酸ヶ湯温泉旅館に戻ると、毎度のように屋根の雪かきとツララ落とし。ご苦労さまです。


急いで入浴して、片付けして、18:05のバスで青森空港へ。空港では時間に余裕があって、夕食とかブラブラしたり。


羽田空港に着くと22:20。


これで今回の八甲田の遠征は終了。

2011/03/05(土) 八甲田、今シーズン3回目(その1)
2011/03/06(日) 八甲田、今シーズン3回目(その2)
2011/03/07(月) 八甲田、今シーズン3回目(その3)
2011/03/08(火) 八甲田、今シーズン3回目(その4:最終)

【おまけ】
ケータイGPSログは、この日分だけ途中でおかしな動作になったり、電池切れだったり、まともに使えない表示だったのでナシ。


それよりも、この旅行が1週間ズレていたら、オレたちは東京に帰れなかった。正しくは、土曜は航空が麻痺して飛ばずに青森に行けなかったのか。数日ズレていたら、青森で被災していたかも。とにかく運が良かった。

今(3/27)でも、青森・八甲田では燃料不足が続いて交通に影響が出ているという。空港や青森駅からの送迎バスがなくなって、酸ヶ湯ガイドツアーに参加する人が極端に減ったが、ツアーは再開できているとのこと。本当に良かった。

あらためて、被災地のみなさまのご無事をお祈りするとともに、亡くなられた方へお悔やみを申し上げます。被災地の一日も早い復興を祈るばかりです。

多少の後ろめたさはありつつも、通常の日常生活が過ごせる人は、通常に戻ったほうが良いと思う。もちろん被災地のことは思いつつも、いつまでも後ろ向き生活や自粛を続けていたら、日本全体の経済が後退してしまう。復興のために、これからたくさんのお金がかかる。いろんな活動を増やして、経済を活性化させて、たくさんの税金を払える会社や人が増えなくてはならない。

だから、オレは前向きに働くし、遊びにも行こうと思う。節電には気をつかいつつ。

  


Posted by snuf at 21:59Comments(0)スノーボード

2011年03月27日

八甲田、今シーズン3回目(その3)

その2>の続き。酸ヶ湯滞在、八甲田バックカントリー3日目。



2011年3月7日(月)

いつものように、朝風呂、朝食、支度、で旅館前の駐車場に出ると、晴れ間が出ていた。


ロープウェー頂上駅からは、青森市街地の向こうに津軽半島まで見えていた。


月曜だからツアー参加者は少ないかと思いきや、まだまだずいぶん多い。2-3月は水木曜でないと人が減らないと聞いた。


晴れると遠くまでよく見えて気持ちいい。風が強くて雲がどんどん移動していく。


左下や右の尾根あたりに見えるアリンコみたいなのがガイドツアー。ほかのツアーもこの方向に集まっているらしい。よく見えるからこの山にどれだけの人が入っているのか目視できる。


ハイクアップしてどんどん進む。遠くの景色を楽しみながら。


広大なオープンバーンに出た。見えると気兼ねなくスピードが出せるし、自分の好きなターンを描ける。フカフカ雪が残って最高の斜面。





いつもは撮ってばかりで写らないのだが、同じ酸ヶ湯ツアーの別チームのガイドさんに撮ってもらったオレの貴重な姿。


少しスノーシューハイクして、また別のオープンバーンにドロップイン。



あとは、林間コースを抜けて降りるだけ。


これが温泉ルートのゴール。他のガイドツアーの送迎バスも集まっていた場所に出て、午前の部が終了。


昼食は旅館に予約して作ってもらったお弁当。


実は前の日の夕方、いつものように翌日分のガイドツアーの予約をすると、「明日はロングに行くから昼食を持ってきて」と言われた。ロングつまり1日コースのこと。オレたちは5回目にしてやっとロングに参加できるんだと楽しみにしていた。

ところが朝になって、天候の影響なのか雪の状況なのか、ガイドさん達の検討の結果、ロングではなく午前と午後のツアーに変更になってしまった。というわけで、背負っていた弁当をロープウェー山頂駅2階のベンチで食べることになった。

午後の部スタート。午後から急にガスってきた。雪もちらほら降り始め。


銅像ルートなので、前に滑ったことがある。いい斜面なんだけど、視界が悪い。



ハイクアップして、樹林帯を滑り降り。いつの間にかどんどん雪が降ってきた。


フカフカで楽しい場所もまだまだあり。


どんどん降りが強くなる降雪に、これからまたフカフカ雪が増えていくことが容易に予想できるために、翌日が最終日であることが残念に思った。

午後の部が終了。旅館に戻って、屋外の温度計を見るとマイナス4度。この時期この時刻にしては高い。湿り雪なのが理解できた。


風呂入って、自炊。米を炊いてレトルトの牛丼とか魚の缶詰とか。


雪が降り始めたのに翌日帰るなんてもったいない。社会復帰できずに現実逃避しているかのように、酒飲んでフテくされながら寝た。


3日目が終了。
その4>に続く。

【おまけ】
ケータイGPSログによる、この日のルートのマッピング。赤線が午前の部「温泉ルート」、緑線が午後の部「銅像ルートの少し横ルート」。

  


Posted by snuf at 00:25Comments(0)スノーボード

2011年03月25日

八甲田、今シーズン3回目(その2)

その1>の続き。酸ヶ湯滞在、八甲田バックカントリー2日目。



2011年3月6日(日)

いつものように、少し早めに起きて酸ヶ湯のヒバ千人風呂に浸かって目を覚ましたあと、朝食のビュッフェでたくさん食べた。

集合時間の9時より前に旅館前の駐車場に出ると、すでに送迎バスにはガイドツアー参加者がたくさん乗っていた。結局乗り切れずもう1台も。天気は曇り、ガスも出ていた。


ロープウェー乗り場は待ち行列。今日も人が多い。


同じ酸ヶ湯ガイドツアー参加者に、非常にレアなシマノのACCUBLADE対応カーボンスノーシューを使っている人がいた。あとで話したら、発売当時から使っているとのこと。


オレは、このカーボンスノーシューの換えパーツである「スノーシュープレート」を中古で手に入れて、MSRライトニングにカスタマイズして取り付けて使っている。その話は↓
snufのblog (仮称):スノーシューとACCUBLADEの世界へ
snufのblog (仮称):スノーシューの改造、ACCUBLADEステップイン化へ

話は戻り。
ロープウェー山頂駅で集合して、外に出て集まるとツアー参加者の多さがよくわかる。吹雪いて寒いだけじゃなくガスって視界が悪い。雪が多くてフカフカで緩斜面では進まず、トラバース移動からはじまるためスノーストック装備で出発。


途中まで滑り降りてきているのに、あいかわらず視界が悪い。背後にある樹氷すらよく見えない。


ツリーランは苦手なのだがここは違った。さらに降りて、いくらか視界が開けて、間隔の広い樹林帯のフカフカ雪ばかりの尾根のような場所を滑っていくのは楽しい。


最後は、雪の壁を降りて道路に出た。ロープウェー山麓駅まで送迎バス。午前の部が終了。


昼食は旅館売店で買ってきたおにぎりや菓子パンとか。混んでる場所は好きではないので、食堂ではなく山頂駅2階のベンチで。


午後の部スタート。ひきつづき、吹雪とガスで視界が悪い。少し滑り降りたあとで、巨大な樹氷帯の中をハイクアップして移動。


降りていくごとに視界が少しずつ良くなってきた。他のツアーや人が滑っていない場所をガイドさんがうまくコース取りしてくれるので、同じようなコースなのにフカフカな斜面ばかり滑っていける。



最後にツリーランしたあと道路に出て、午後の部が終了。バスに乗って旅館へ。


よくみかける従業員が旅館の屋根の雪降ろし。毎日ごくろうさまです。


風呂に入ったあと、夕食は自炊。ミートソースのパスタとレトルトのチーズハンバーグ。


旅館の湯治棟には、炊事場の前の廊下に本棚があって、雑誌やコミックが置いてある。松本零士の『超時空戦艦まほろば』を読みながら寝た。

2日目が終了。
<その3>に続く。

【おまけ】
ケータイGPSログによる、この日のルートのマッピング。前日と同じ「銅像ルート」だが、少し違う。赤線が午前の部、緑線が午後の部。

  


Posted by snuf at 00:35Comments(0)スノーボード

2011年03月22日

八甲田、今シーズン3回目(その1)

年末12/25からの8泊9日1/15からの3泊4日に続いて、今シーズン3回目の八甲田。

3泊4日で青森・八甲田の酸ヶ湯温泉旅館に泊まって、バックカントリースノーボードをガイドツアーで楽しんできた。八甲田バックカントリーとしては5回目。

それにしても、雪が多くて楽しかったけど、人も多かったなぁー。

2011年3月5日(土)~3月8日(火)



3月5日の未明。いつものように、羽田近隣の送迎業者のパーキング経由で羽田空港、そして朝一便で青森空港へ。空から見ても、前日までに数日降り続いた降雪が多くて楽しみ。


空港からの八甲田シャトルバスは、いつもは3-4人しか乗らないのに、今回は10数人乗って満車だった。


酸ヶ湯温泉旅館に着くと、ロビーで少し待つだけで部屋に入ることができた。待合室で気をつかいながら支度するのと、部屋で全部の荷物を開いて支度するのでは、準備のラクさ加減がまったく違う。入れてよかった。

午後のツアーに参加するために、旅館前の駐車場でバス待ち。参加者がけっこういる。


なんだこの人の多さは。八甲田ロープウェー山麓駅では、待ち行列が外まで続いていた。


並んでロープウェーを何本か待って、やっと乗れた。乗ってからもスシ詰め状態。でも、ロープウェーが昇り、気温が下がっていき、雪に覆われた樹林帯が見えてくると、気が引き締まりながらも、気分が高揚する。


山頂駅に集まって、午後の部から酸ヶ湯ガイドツアーに参加。

麓は晴れていたが、山頂はいつも通りの吹雪。寒い。


ホワイトアウトしてて前が見えない。風裏は雪が深く、少し重めの雪だった。


途中まで滑り降りると晴れてきた。降雪ではなく、風で雪が舞う中、スノーシューでハイクアップ。


遠くまで見える、いい斜面。ここからドロップイン。



ここで、強風による寒さのせいか、デジカメのバッテリーが死んだ。せっかく防水のデジカメを使っているのに、雪山の温度低下で使えないのであれば、オレの用途に合わない。やっぱり買い替えかな。
交換用のバッテリーを持っていたが、ツアーで集団行動している中では、なかなか交換のチャンスがなかった。

そういえば、フィンランド北部の山にオーロラを見に行ったときは、マイナス25度の中、バッテリーは使うときだけ懐から取り出してデジカメに入れて、三脚に付けて撮影したなぁ。アレは面倒だった。手がかじかんで動かないし。

樹林帯のツリーランを楽しんだあと、道路まで出てツアー終了。送迎バスに乗って酸ヶ湯温泉に。


普通はここで旅館に帰るのだが、バス運転手に頼んで八甲田ホテルまで送ってもらった。八甲田ホテルは酸ヶ湯温泉と同じ経営で、バスで3分ほどの距離。八甲田ホテルに滞在して酸ヶ湯ガイドツアーに参加する人もいるので、バスは八甲田ホテルまで行くのだ。

八甲田ホテルはログハウス風コテージをカッコよくデザインした高級リゾートホテル。酸ヶ湯温泉の安い湯治部屋とは雲泥の差がある。そのロビーに行ってお願いしたら、フロントの女性がホテルの奥まで案内してくれた。


八甲田ホテルに来た目的はこれ。ホテルのマスコットであるセントバーナード犬「フジコ」に会いに来たのだ。ちょうど散歩に出ていたタイミングだったのだが、ケージの前で待たせてもらった。ウトウトしてたらフジコが戻ってきた。やっと会えた!



前々回も前回(1/17に会えなかった話)もフジコに会えなかったのだが、3度目にしてやっとタイミングが合ったのだ。

十分じゃれあって遊んで満足して、ホテルから歩いて帰った。夕暮れの帰り道、雪道にフジコの足あとを発見。


旅館の裏口は、降雪で洞窟のようになっていた。この裏口を通って旅館に戻った。


名物の温泉「ヒバ千人風呂」に入ったあと、米を炊いて自炊の夕食。レトルトのカレーとか、売店で買った「食べるラー油きのこ」とか。


フカフカ雪が多くて楽しかった。

1日目が終了。
その2>に続く。

【おまけ】
ケータイGPSログによる、この日のルートのマッピング。山頂から前嶽を経由して、雪中行軍記念像への「銅像ルート」のツアーだった。道路に出てからバスで旅館までのルートが入っているのがまぎらわしい。


  


Posted by snuf at 23:57Comments(0)スノーボード

2011年03月19日

我慢の連休、バックカントリーツアーの中止

日経新聞の見出し「首都圏 我慢の連休」のように、ガソリン不足と生活用品の不足が続いている。今日3/19、買い物に車で少し走ったら、あちこちのガソリンスタンドは「入荷がないため営業中止」だった。

それでもときどき長い長い行列に出くわした。それは、たまたま開いている、というか、タンクローリーからのガソリン入荷のあったガソリンスタンドに並ぶ、乗用車の長い列。その行列のせいで、新青梅街道やその周辺の主要道路が渋滞になっていた。

まあ、子供や病人の送迎とか、仕事で必須とか、暖房器具の灯油とか、給油が必要な人は並ぶしかない。

でも思うのが。

被災地ははるかに深刻な状況なのだ。必要のない運転は控えよう。貴重なガソリンは、被災地と急を要する人に譲ろうよ。


実は、この日、3/19はバックカントリーツアーに参加する予定だった。

SPRAY」というマイナーな雑誌が主催するツアーに申し込んでいた。「SPRAY」は、「自遊人」というライフスタイル誌の別冊で、バックカントリースキー&ボードに焦点を絞った不定期誌。


SPRAYツアーのうち、以下の1dayツアーに申し込んでいた。
3月19日
中級者ブラッシュアップツアー
@群馬&新潟・平標山

平標山にスノーシューでハイクアップして、スノーボードで滑り降りるツアー。


http://jiyujin.co.jp/magazine/spraytour10-11.php


しかし、ツアーは中止になった。
地震による首都圏での交通の乱れ、ガソリンや物資の不足などの混乱を理由に、主催者からツアー催行中止のメールが届いた。

残念だけど、これで良かったと思う。

SPRAYツアーが催行中止になったから、せっかくの連休だから自分たちでどこかのスキー場に行こうかとも思ったけど、やっぱり止めた。ガソリン入手が不安で、燃費の悪いオレの車で出かけたら、帰りの給油に苦労しそうだというのもある。

でも、なんかこう、今オレたちが遊びのために消費するガソリンは非常にもったいないと感じたのだ。少なくとも今じゃない。

ガソリン供給が落ち着いてからでもいい。電力供給や物資の流通が落ち着いてからでもいい。
山は逃げない、と思った。

  


Posted by snuf at 23:59Comments(0)スノーボード

2011年03月04日

六日町八海山スキー場、快晴

バックカントリーツアーに行く以外は、ゲレンデにまったく行っていないことに気づく。せっかくのスノーボードの道具がもったいない。というわけで、普通に週末日帰りスノーボードに。



2011年02月20日(日)

未明に出発して、連れ合いと運転交代しながら、六日町八海山スキー場に到着。駐車場が空いていた。

以前来たときの記憶となんか違う。あれ?いきなりロープウェー乗り場じゃなかったっけ?駐車場の係りの人に教えてもらって、ひとつ上の駐車場に移動。そうそう、こんな感じだった。


車中で着替えていたら、突然のゲリ警報。急いでトイレに向かうと、駐車場にあるのは登山客用の簡易的なトイレのみで、それも男性用2つとも「使用できません」の張り紙。隣りのロープウェー乗り場の建物を探してもトイレが見たらず。ヤバい。女性用トイレに入ろうかと迷っていたら、女性のスキーヤーが入ったのにすぐ出てきて「むりむり」という合図を仲間にしていた(汚くて無理なのか、使えなくて無理なのか、真意は不明)。ますます、緊急事態。

車を発進させて、下の駐車場に戻って、明らかに駐車スペースじゃないところに停めた。だって緊急事態だから。さっきの駐車場の係りの人に「そこは違うよ」って言われても、「すぐ戻って移動するからっ。すぐだからっ」と言い訳しながら、メインの建物のトイレに駆け込んで、かろうじて事なきを得た。

ふたたび、上のロープウェー乗り場近くの駐車場に移動。


やっと落ち着いてロープウェーに。


天気いいなぁ。晴れるのなんて、オレにしてはめずらしい。


でかいネコバスのかまくら。コースに人が少ない。


遠くまでよく見えるなぁ。いい眺めだなぁー。


雄大な景色をバックに撮ったりして。


はい。終了。
9:00にロープウェーに乗り、10:30に駐車場に戻ってきた。


しばらく降雪がなかったみたいで、圧雪エリアは固い斜面。非圧雪エリアはボコボコのままもっと固く凍っていた。バックカントリーでふかふか深雪パウダーばかり滑っているから、固い斜面(ピステンバーン)を滑っても、エッジで減速させるために足の筋肉がつりそうになるだけで、まったく楽しくない。

だから、ロープウェー2本乗って滑っただけで、終わりにすることにした。

帰りに、六日町の市街地を少しうろうろして。


「天地人」を見てたから直江兼続の居城だった坂戸城跡でも観ていこうかと思ったら、冬季は通行止めだった。温泉でもと思ったけど、以前の記憶に頼ったら見つからなかった。

なので早いけど、高速道路の渋滞が始まるまえにとっとと帰った。


【おまけ】
年末年始に八甲田で出会ったランチ仲間のカップルと、ここ六日町八海山のゲレンデでニアミスしていたことが、あとで分かった。すごい偶然。  


Posted by snuf at 00:45Comments(0)スノーボード

2011年02月14日

YAMABOKUバックカントリーツアー

シーズン2度目の八甲田から戻って次の週末は、スノーボードの板をホットワックスした。そして、どこかのバックカントリーツアーに参加しようと、探して申し込んだ。

メールでのやりとりがいまいちスムーズでなかったが、事前に料金を銀行振り込みして、申し込み用紙をFAXした。


2011年01月30日(日)




信州高山村の山田牧場スキー場あらため「YAMABOKUワイルドスノーパーク」に行った。ここの1dayバックカントリーツアーに申し込んだのだ。

思えば、ちょうど1年前にもYAMABOKUに行った。噂のタコチコースに。つづら折りの13キロというありえないロングコースがゲレンデ管理外にある。降雪があれば楽しいだろうにと思った。
snufのblog (仮称):山田牧場スキー場 改め YAMABOKUワイルドスノーパーク

で、この日はものすごい降雪だった。


連れ合いと運転交代しながら眠気と戦い、雪だらけの上信越自動車道のやっとゴールへ。小布施PA。


小布施PAにあるスマートETCで一般道へ。


時間がないので急いで進む。ツアー集合時間の8:30まであまり余裕がない。途中のSAで仮眠したのがいけなかった。

カーナビの誘導で一般道を進むと、なぜか行き止まり。山道のガケ崩れなのか、除雪が間に合ってないのか。


別ルートに迂回して、先を急ぐ。
しかしスピードを出しすぎてスリップしたら、道路の先のガケから落ちる。でも急がなくては。微妙なバランス感が要求される。


ゲレンデ駐車場に着くと、車が多くて駐車スペースがない。臨時の離れた駐車場まで移動している時間はない。仕方なく、他の車がやっているように道路脇に寄せて停めた。

急いで着替えて、荷物を準備して、集合場所に移動。なんとか間に合った。
1年前と変わらず、無料休憩所兼パトロール詰め所兼リフト券販売所の建物は狭い。それに、狭くて汚いトイレはどうにかしたほうが良いと思う。


無料休憩所でのツアー受付は、お世辞にも手際よいとは言えない状況だった。さっさと名前呼んで受付を進めて、レンタル品をチェックして手渡し、そうそうにツアー行程の説明に入ればよいものを。バタバタしているだけで、まったくスムーズでなかった。

Webサイトの説明では1日ツアーであることはわかるが、昼食がどうなっているかの説明書きはなかった。メールでのやりとりにも説明がなかった。念のため、来る途中のコンビニでオニギリとパンを買ってきた。

やっと始まった参加者全員向けのツアー行程の説明で、昼食についての言及がなかった。これまでの手際の悪さもあって、少しムカついてツッこんだ。

オレ「昼食はどうなってます?」
ガイド「道中のどこかで食べます。避難小屋に寄れたらそこで食べます」
オレ「つまり持ってきたものを食べるということですね。ホームページとかでその説明は書いてありました?」
ガイド「ああ。どこにも書いてないですね。すみません。いや、ツアーでは持ってきてもらうのが当然ですよ」
オレ(ムカっ)
オレ「当然ですか。私はこれまで2ケ所のガイドツアーに参加してますが、どちらも買ってないです。念のため私は持ってきましたが、皆さんは持ってきているのですかね?」
ガイド「・・・。そうですか。皆さん、持ってきてますか~?あ。大丈夫ですね」

記憶をたどると、バックカントリー初体験のかぐらのツアーではサンドイッチのランチが付いた。八甲田のツアーでは、午前の部と午後の部の間にロープウェー乗り場に戻るのでそこで昼食を取った。

それと、ニセコのシャクナゲ岳に行ったツアーでは、事前に説明があった通りに当日朝の送迎途中でコンビニに寄ってくれた。サーモスにお湯があるからカップ麺をどうぞって。自分たちが滑り降りた斜面を見上げながら食べたコンビニおにぎりとカップ麺は最高だった。


なんかこう、ツアーの仕切りが悪いというか、説明に慣れてないというか。オレは正直、今回の行程が不安になった。トイレが狭くて、参加者が出発前にいっせいに用を済ませようと並んで時間がかかったことにも、マイナス感情を持った。

集合から1時間近くかかって、行動開始。


移動の途中でさっきのガイドから、「どこのツアーに参加しているですか?」と話しかけられた。昼食が持参不要なのが不思議に思ったらしい。まあでも、オレが参加したランチ付きツアーや八甲田が特殊な条件であって、一般的には持ってくるのが当たり前なのだろう。

八甲田のツアーのことを説明していると、ゾンデやシャベルをガイドしか持たないことや、ロープウェー乗り場に戻って昼食を取ることについて、「まるでゲレンデ内でツアーやってるようですね」とガイドが言ったことに、またもムカっとした。

かぐらでも八甲田でも、ビーコンなどのレンタル品の使い方や、その日の行程についても、何が必要で何が不要なのかまで事前にしっかり説明があった。

山の環境やガイドツアーの内容について比較するつもりはまったくない。事前にちゃんと説明するかどうか、料金を払って参加する者に接するホスピタリティの問題だと思う。

除雪で待たされてやっと動き出したリフトに乗って、林道方面へ。さっきまで動いていなかったリフトなので、横の斜面からファーストトラックを楽しそうに滑る声が聞こえた。


ちなみに、リフト券を買う必要があるのかないのかの事前説明がなくて、オレも他の参加者も質問した。結局、ツアー参加者はリフト券なしで乗ることができるので、買わなくていい。

リフトを2本昇ったところでハイクアップ装備。スノーシューに履き替えたり、スキーにシールを装着したり。


林道をひたすら歩く。膝上までの深雪。ラッセルがつらい。


途中で、「アバランチパス」の説明を受けた。斜面の状況から、ここは雪崩が起きやすいポイントであると。


雪崩が起きそうなポイントでは、被害が最小限になるようにひとりずつ渡るのだ。


雪崩が起きそうな条件や地形の説明は、さすがに詳しく教えてくれた。

あまりに降雪が多くて、ラッセルがきついこともあって、ツアー参加者が交代でラッセル体験した。


ツアーでは先頭になることはないから良い経験ですよと。でもオレたちは八甲田の湯坂でさんざんラッセル体験してきたのでうんざりだった。

再び、アバランチパス。岩の下から雪の状況が変化している様相が、教科書に出てくるような典型的な例だと教えられた。


林道が終わって、笠ヶ岳のふもとに着いた。本来ならもっと早くに着いて、滑り降りて昇り返してと複数やるそうなのだが、時間がなくてロング1本だけになった。それも昼食なしで。

ここから山の斜面を登るのだ。途中の林越えでは、枝にからんでパスするのが苦労した。


やっと滑り出しポイントに着いた。自分の周りを踏み固めて、発進スペースを作る。


ここで、また不安にさせられたことがあった。
降雪が多くなって、滑り降りる先の斜面が見えないくらいに視界が悪かった。ルートの説明ができないので、先に滑るサブガイドが集合地点で待って、コケて起き上がれない人の救助も兼ねてメインガイドが最後に滑る予定だったらしい。そこでメインガイドが確認すると、サブガイドが笛を持っていないと答えた。こんな視界不良の状況では、集合場所で待つガイドが笛を吹いて誘導するのだ。それで仕方なく、メインガイドが先に滑り降りた。

たいていのバックカントリー用バックパックにはチェストストラップに笛が付いていて、オレたちでさえそれを知っていて、実際に吹いたこともある。緊急時の必須アイテムだと教えられた。なのに、バックカントリーのツアーガイドが笛を持っていない事実を知って、正直驚いた。


超フカフカのパウダーライディング。オーバーヘッドで前が見えない。


他の参加者がコケると、待っている時間が長くなって、体が冷えてしまう。


林間を抜けて、開けた場所に避難小屋があった。本来はもっと早く着いたらここで昼食の予定だった。でも小屋は雪に埋もれていた。


再び板を背負ってラッセルして移動。林道にある道路標識が根元まで雪に埋まっていた。


最後の斜面は、他の参加者の滑りを撮影できた。


このままゲレンデ内に滑っていって、集合場所で休憩したりレンタル品を返したりして、ツアーが終了した。

考えてみれば、オフピステコースの多いYAMABOKUでは、こんな積雪の日はツアーに参加しないでも十分楽しめたと思う。もしくはCATツアー(雪上車で移動して滑るツアー)のほうがずっと楽しかったかも。


積雪が多すぎる日のバックカントリーツアーは問題だな。メシも食わずにひたすら歩いただけで、滑る距離も短かった。手際の悪さにイラっとしてしまうし。

雪に埋もれた車に戻り、おにぎり食べたり。疲れた体で帰り支度はまったり。

帰りは「山田温泉 大湯」に立ち寄り入浴。シャワーがないこと、湯が熱すぎること、人が多すぎること、結果いまいち。


【おまけ】
GPSログによる、この日のルートのマッピング。途中でバッテリーが切れたせいでよくわからん。

  


Posted by snuf at 01:23Comments(2)スノーボード

2011年02月11日

八甲田、今シーズン2回目(その4)

八甲田、今シーズン2回目(その3)の続き。

暴風雪のためロープウェーが運休停止してガイドツアーも中止になった翌日、2011年1月18日(火)。滞在4日目、最終日。

体調が戻って、朝食をいっぱい食べる。


この日もずっと降っているけど、風はないみたい。
旅館裏の「湯坂」は雪でリセットされたらしく、ハイクアップしたトレースも滑り降りた跡も見えない。


バスで移動してロープウェー山麓駅へ。
2日見てないうちに積もったのか、雪の壁が高くなった気がする。


駐車場にずっと停まっている軽自動車。何日もここで車中泊しながら、滑っているのだとか。


ロープウェーで山頂駅へ。山麓に風はなかったけど、山頂はやっぱり吹雪。


雪が多くてフカフカなんだけど、真っ白で先が見えない。八甲田らしい。


途中まで降りると視界が開ける。


短いコースだったので、午前中にもう1本。ロープウェーで山頂へ。


吹雪にさらされている鉄塔。


2本目もフカフカルート。そして林間を経てフォレストコースで山麓へ。


昼食はいつものように、ロープウェー山麓駅でカップラーメンと肉まん。


午後も吹雪。視界が悪い。


少し下って林間に入ると明るく見える。


これでガイドツアーは終わり。あとは東京に帰るだけ。八甲田、ありがとう。


酸ヶ湯温泉旅館に戻ると、宿の人が雪かきしてた。なんか少し違うと思ったら、木槌で屋根をガンガン叩いていた。屋根の雪が厚い氷になっているのを砕いて、落としていたみたい。屋根が壊れてしまわないかと心配になった。


チェックアウトは済んでいるので、待合室で片付け。急いで入浴を済ませ、荷物をまとめる。温泉で暑くなっているのに、時間がないから、急いでバインディングを外したりスノーシューの水分を拭いたりしていると、汗だくになってくる。いつも、この片付けがせわしい。

18:05の八甲田シャトルバスで旅館を出発。青森空港へ。


22:20、羽田に着。


あとは送迎業者のパーキングで車を受け取って、帰宅。これで、今シーズン2回目の八甲田が終わった。

【おまけ】

オレが使っている会社支給の携帯電話SH007には「GPSログ機能」がある。
詳しくは以下参照。
SH007でソーラー充電しながらGPSログ(佐渡ツーリング)
SH007でソーラー充電しながらGPSログ(佐渡ツー)・続編

18日の午後のツアーで、途中で思い出して、GPSログをONにして滑った。
で、自宅に戻ったあと、このページを参考にしてデータをGoogleマップに取り込んだ。


確かにY沢の横から少しトラバースして林間に入り、途中でフォレストコースに出た。最後は車道を歩いてロープウェー山麓駅に戻るルートだった。
いつも八甲田の山中で自分たちがどこを滑り降りているのかまったく理解してなかったが、こうやって地図にマッピングできればなんか楽しい。

次回もGPSログをかならず取ろう。って今シーズン、次の八甲田行きはあるかのかな。
  


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2011年02月09日

八甲田、今シーズン2回目(その3)

八甲田、今シーズン2回目(その2)の続き。

風邪の発熱でダウンした翌日、2011年1月17日(月)。滞在3日目。
1日おとなしく寝ていたせいか、なんとか熱が下がった。

食欲もいくらか出てきたので朝食の量も増えた。


ところが、前夜から雪が降りまくり、朝になっても強い風とともに降り続いていた。これはヤバいかな。


なにがヤバいかって、強風でロープウェーが止まってしまうのだ。やっぱり運休。


ただ風が強いだけなら、下からハイクアップするバックカントリーツアーが催行されるのだが、降雪が多すぎて進めないのでツアーも中止になった。

ならば、同じ系列の八甲田ホテルに遊びに行って、ホテルの看板犬フジコ(セントバーナード)に会いに行こうと思ったのだが、電話して聞くと「しつけ教室」に預けられて不在とのこと。

大型犬が大好きな連れ合いは、平日はホテルにいると聞いていて会えると期待していたのにいないとは!と一気に機嫌を悪くした。

午前中はダラダラ過ごしていたのだけど、せっかくオレの体調が回復したのにもったいない。それなら2人だけで「湯坂」をやろうと。前日もその前もハイクアップしたトレース(歩いた跡)があるはずなので、ラッセルはそれほどツラくはないだろうと判断。

ホワイトアウトしてて湯坂が見えないくらいの吹雪。


吹雪に負けずにラッセルして登りはじめたが、前日までのトレースが見つからない。降雪量が多すぎて、一晩で跡形もなくなったらしい。

スノーストックがすっぽり埋もるくらい雪が深すぎて、ラッセルがしんどい。


交代して連れ合いがラッセルするも、思うように進まない。


つづら折り登りが面倒になって、やけくそで直登(直線ルートでの登り)しようとしても、斜度がきつくてスノーシューが効かなくて、もがくばかりで進まない。

ルートがわからないので右往左往して、もがきながらラッセルしているオレたちの姿を、ゲレンデから戻ってきた常連さんたちが見つけて、駐車場から声をかけてきた。「そっちのルートからは無理だよ」とか「大丈夫か~」とか。

そのうち見てられなくなったのか、急いで駆けつけてくれた。


すぐに、ラッセルの先頭を交代してくれた。感謝、感謝。シールを装着したスキーのラッセルは進みが速い。


90分以上かけて、やっと湯坂の上に到着。画像で足元が見えているのは、付近を踏み固めて発進スペースを作ったから。


下の旅館がよく見えない。当然コースも見えない。


これだけの深雪の中で止まったら、バランスとれなくてコケて二度と起き上がれない。フカフカのパウダーを一気に滑りはじめた。ところが、オーバーヘッド(雪が自分の頭を越えていく状態)とホワイトアウトが重なると、まったくどこを滑っているかわからなくなって、板をずらしてスピードを落とそうとしたらコケた。でも勢いがついていたせいか、前転してすぐに起き上がることができた。それでなんとか下まで滑り降りた。

ものすごい浮遊感はあったけど、正直なところ、見えない不安で楽しめなかった。

下から見上げても斜面が見えない。よく滑り降りれたものだ。


酸ヶ湯温泉内のそば処「鬼面庵」で、そばとかき揚げ。どちらも美味い。


あとで聞いたところによると、オレが寝込んでいた2日目は前日までの降雪が止んで、ツアーは長いルートに行ったとのこと。参加者いわく、最高に楽しいパウダーを味わったとか。そんなことを聞くと、発熱か吹雪かどちらかが1日ズレてくれれば良かったのにと、どうにもならない後悔ともったいない感。

この日はゆったり風呂入って、自炊の夕食を食べて、はやめに寝た。

3日目が終了。
その4>に続く。   


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2011年02月08日

八甲田、今シーズン2回目(その2)

八甲田、今シーズン2回目(その1)の続き。

2011年1月15日(土)の午前に八甲田に到着して、午後からバックカントリーガイドツアーに参加して、その後に酸ヶ湯温泉旅館の裏の斜面「湯坂」をハイクアップして滑ったあと。

頭がもうろうとして、寒気がしていた。

すぐに酸ヶ湯のヒバ千人風呂に入ったのだが、ここで湯あたりしたのか余計に気分が悪くなった。すぐに布団敷いて寝込んでしまった。熱が出たのだ。

実は、オレはここ何年も風邪をひいていない。どんなにハードスケジュールで旅行に行っても、週末に体にムチ打って遊んだり渋滞にハマって帰ってきて疲れても、寒い雨の中でフローター釣行しても、病欠で会社を休むことはない。そのくらい健康優良オッサンだったりする。

思えば、1週間くらい前から、喉が痛くて、体の節々が痛みはじめていた。はじめはもう花粉症の症状が出始めたのかと思っていたが、熱っぽい感じがしていたので風邪薬を飲んでいた。それが熱を抑えていただけだったみたい。前日まで熱が出てなかったので、がんばって青森までやってきたのだが、さすがにこの1日の行程はハード過ぎた。

この日の夜はしっかり発熱して、完全にダウンした。「オレにしては珍しいトラブル」というのがこれ。風邪が悪化したらしい。

翌1月16日(日)
滞在2日目。朝になっても熱が下がらず、ガイドツアーはキャンセルした。

湯治部の部屋だが朝食だけは付けていたので、朝食代がもったいないのと薬を飲むために、歩くのもつらかったけど無理して食堂に食べに行った。酸ヶ湯の朝食はビュッフェ形式。いつもならご飯におかずいっぱいの朝からボリューム満点で食べるのだけど、さすがにこの日はあっさりとしたものだけしか食指が動かなかった。


あとはひたすら布団にもぐって、寝たり起きたり朦朧として過ごした。


連れ合いもガイドツアーをキャンセルしていたが、さすがに退屈になったらしく、ひとりで湯坂をハイクアップして滑っていた。午後からは八甲田ロープウェーまでバスで行き、ツアーでなくても滑ることができるフォレストコースとダイレクトコースを滑ったという。

連れ合いは十分満足して滑ったようだが、2日目のオレは寝て過ごしただけで終わった。

2日目が終了。
その3>に続く。   


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2011年02月03日

八甲田、今シーズン2回目(その1)

年末年始の8泊9日に続いて、3泊4日で青森・八甲田の酸ヶ湯温泉旅館に泊まって、バックカントリースノーボードをガイドツアーで楽しんできた。八甲田バックカントリーとしては4回目となる。

オレにしては珍しいトラブルもあったけど。


2011年1月15日(土)~1月18日(火)



1月15日の未明。いつものように、羽田近隣の送迎業者のパーキングまで車で移動。荷物が多いから電車で移動したくない。発送が面倒だし、受け取りも困るため宅配便で送ることはほとんどしない。自宅から駅までの移動に困るからという理由が大きい。

いつものように、朝一便で羽田から青森空港へ。空港からは事前に予約した八甲田シャトルバスで酸ヶ湯温泉旅館に直行。この行程はかなりラク。

あれから大寒波がやってきて降雪が多いと聞いていた通り、道路には高い雪の壁ができていた。


旅館の屋根から落ちた雪が積もり続けた状態。それに巨大なツララもすごい。


旅館前でマイナス10度。ロープウェー山頂ではどこまで下がっているのだろう。


10:00ごろに旅館に着いても部屋の用意ができていないため、待合室に荷物を置いて時間つぶししたり着替えたりするのだが、その待合室が荷物で埋まっていた。


ちょうど、新幹線にトラブルがあって止まっていた。チェックアウトしたのに新幹線稼動待ちでバスが出ず、待たされている人たちの荷物らしい。

ヒバ千人風呂の入り口に看板が出してあった。テレビ取材クルーが来て、温泉内で撮影していたとか。


12:30、旅館前からロープウェー山麓駅へ送迎バス。それからロープウェー山頂駅で集合して、ガイドさんや他の参加者と合流し、午後の部からツアー参加。


吹雪いてて寒いけど、雪が多い。フカフカで楽しい。


少し下ると霧が晴れて、樹林帯のすき間から下界が見えた。


ガイドさんの説明によると、積雪による新雪が多すぎるせいで奥まで行くルートは行けず、わりと短めの手軽なルートしか行けないのだとか。

16:00ごろ、旅館前にバスで戻ると、他の常連さんたちと「湯坂をやろう」ということになった。

湯坂というのは、旅館裏にある斜面のこと。ここをハイクアップして滑るのだ。


昨シーズン2010年3月のときは2人だけで体験した。そのエントリー「snufのblog (仮称):八甲田バックカントリーツアー2回目(とりあえず版)」の最後のほうの画像がそれ。

旅館前の道路に高く積もった雪の壁を掘って、階段をつくるところからスタート。登り口がないと進めないのだ。


ガイドさんと常連スキーヤーが率先して、ラッセルしてくれた。オレたちスノーボーダーのスノーシューでラッセルしたら、時間もかかるし体力が持たない。


深雪が腰の位置まである。これをラッセルして道を作っていくのだ。先頭はかなりツラい。


後発のグループも合流した。ラッセルして何人か通ったあとなら、進んでくるのは早い。


マズい。夕暮れで薄暗くなってきた。早く滑り出さないと、暗くて見えなくなってしまう。

やっと湯坂の上に到着。あまりにフカフカなので踏みしめて、板装着と発進するスペースを作ってから。

坂の下に旅館の明りが見えて幻想的。あの明りに向かって滑り降りるのだ。


コースはよく見えないが、なんとなくまっすぐ。ヘタにターンをするとコケる。コケたら二度と起き上がれない。そんな緊張の中で滑り出すと、軽い雪が舞い上がって前が見えないオーバーヘッド(雪が自分の頭を越えていく状態)。軽いパウダー独特の疾走感と浮遊感を短い時間だったが楽しむと、斜度が緩くなって終わり。

滑り終わったあと、坂の下で合流して、苦労して登ったあとのパウダーライディングの快感を共有し合った。


1日目が終了。
その2>に続く。  


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2011年01月31日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その6)

いつの話しを書いているんだよ!と言われそうだが、書きたいことはたくさんあるのに時間とか気力とかなくて書けない日々が続いている。

2010年12月25(土)~2011年01月02日(日)の8泊9日を八甲田で過ごしたのだが、バックカントリーガイドツアーではたいていは午前1回午後1回と日に2回、ロープウェーに乗る(多くて3回、少なくて1回)。

ゲレンデのリフト券であれば1日券を買うのだが、仕組みが違って乗車回数が少ないために通常は5回券を買う。

八甲田ロープウェー - 料金&営業時間

ところが今回は、12/25にすぐに1ヶ月券を買った。


というのは、1月中旬にもう一度、八甲田に来ることが決まっていたから。
乗車回数を想定して計算すると5回券を3枚買うより、1ヶ月券のほうが安いし、見せるだけで済むからラクなのだ。


というわけで、このあと、2011年1月15日(土)~1月18日(火)の3泊4日の日程でふたたび八甲田に。エントリーはまた後日。

さらに、1月30日(日)には、信州高山村の山田牧場スキー場あらため「YAMABOKUワイルドスノーパーク」に行った。1dayバックカントリーツアーに申し込んだのだ。
すごい積雪でたいへんだった。これまた後日。


酸ヶ湯温泉旅館で大晦日から元旦にかけて用意されていた。後ろにある額は棟方志功の書。

  


Posted by snuf at 23:59Comments(0)スノーボード

2011年01月08日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その5)

八甲田のランチの話を。



八甲田の酸ヶ湯ガイドツアーは午前と午後に分かれている。午前のツアーは9時に旅館前から八甲田ロープウェー行きのシャトルバスに乗る。午後のツアーは、その日によって前後するが「13:30に山頂駅(ロープウェーで昇った待合室)集合」と伝えられる。


ロープウェー山頂駅


昼食は各自で自由に食べる。多くは、ロープウェー山麓駅舎隣りか山頂駅舎2Fの食堂(いわゆるゲレ食に近い)で食べるか、旅館に予約して作ってもらった弁当を持ちこむか、ほかの何かを持ち込むかしている(食堂は持ち込みOK)。

オレたちは、朝食は旅館のバイキングでたっぷり食べてきているので、ランチは軽く食べられば充分。夜は前半が自炊で後半が豪華な部屋食なのだが、どちらにしても毎日のツアー参加料金がばかにならないので、ランチ代くらいは節約しようと考えた。

それで毎日のように、ロープウェー山麓駅舎で売っているカップラーメンと、旅館の売店で買ってきたオニギリで済ませていた。あとは旅館で淹れて水筒に持ってきたコーヒーやお茶。

山麓駅舎でカップラーメンを食べるオレ(12/26)
12/25は移動してきて午後から参加なので写真なし。

(12/27)

(12/28)

(12/29)


12/30は撮り忘れた。たしかチキンラーメンだった。
12/31は中止。

(1/1)

(1/2)



【ここから本題】

オレたちがランチを食べているベンチに、毎日のように居合わせるカップルがいることに気づいた。


そのカップルもカップラーメンを食べたり、どこかで買ってきた弁当を食べたりしていた。食パンにコロッケをはさんだり、瓶のジャムを塗って食べていた姿はカッコよくも見えた。

なんというか、オレたちと合い通じるものがある、と思っていた。

ある日、近くに座って食べているときに、ふと声をかけてみた。
「そのお弁当はどこで買ってきているんですか?」

車なので、八甲田に来る前にスーパーで買ってきているのだとか。

毎日のように顔をあわせていたので、互いになんとなく意識していたらしい。その後も山頂駅で会ったりして、話すようになった。

実は、彼らも東京から来ていて、青森市内で車中泊して毎朝八甲田に通ってきていたのだった。オレたちも車中泊はよくするので、車中の防寒ネタで盛り上がった。ウエアのブランドやバックカントリーの装備や北海道のニセコの話とかも。

今思えば、連絡先を聞いておけばよかったと後悔。このブログを見つけてくれたら、と思う。  


Posted by snuf at 01:52Comments(2)スノーボード

2011年01月07日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その4)

問題なく1/2の夜に東京に帰って、1/4から仕事してた。
書きたいことは山のようにあるのだけど、3連休はまた出かけてしまうので。

2010年12月25(土)~2011年01月02日(日)

とりあえず雪山の画像を掲載。


青森の八甲田で、酸ヶ湯ガイドツアーに参加して、バックカントリー・スノーボードを楽しんだ。酸ヶ湯温泉に8泊9日滞在した間、強風で中止になった日を除いてガイドツアーに全日程参加した。

晴れた日も雪の日も吹雪の日も。












不思議な光景。
上の雲と下の霧の隙間から岩木山が見えた。

  


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2010年12月31日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その3)

引き続き、八甲田の酸ヶ湯温泉から。ほぼリアルタイムで。

今日、12月31日は朝から猛吹雪。温度はそれほど低くなく湿り雪。
がんがん降り積もる雪のため除雪は大忙し。雪に慣れているはずの八甲田なのに、バスや乗用車があちこちの道路で動けなくなっているとか。


強風のためロープウエイ中止だけでなく、バックカントリー・ガイドツアーもお休み。



部屋でゴロゴロしたり、近くにある系列の八甲田ホテルに行ったり、温泉入ったり。
午後は、吹雪の中を駐車場の板置き小屋まで歩き、スノーボードの板にペーストワックスを塗りこんだりした。湿り雪の対策。


朝に除雪したはずの車が、午後には埋まっていた。


中庭に面した部屋の窓が雪に埋もれていく様が怖い感じ。
朝8時。

午後3時。

夜7時半。

そして、すきま風の多い窓の隅が雪溜まりになってた。


ちなみに、オレは喫煙者だけど自分の部屋では吸わない。昨シーズンまでは旅館の屋内に喫煙所があったからそこを使っていたが、今シーズンはなくなっていた。でも夜間や吹雪では屋外で吸えない。仕方ないから部屋の窓から顔だけ出して吸っていたのだけど、この吹雪と窓の埋まり具合のせいでそれもダメになってしまった。困った問題だ。


さて。1月2日の夜に出発して東京に帰る。あと2日間、まともに滑れるのかな。
  


Posted by snuf at 23:32Comments(2)スノーボード

2010年12月31日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その2)

2010年12月25(土)~2011年01月02日(日)
青森県の八甲田山にある酸ヶ湯温泉旅館に滞在中。ほぼリアルタイムで更新。


酸ヶ湯は歴史があって趣きのある、山中の温泉旅館。「ヒバ千人風呂」はJRのポスターに使われるほど有名。その強烈な硫黄臭と白濁した湯が堪能できる。

(画像はどこかの借り物)


湯治部に宿泊すれば格安なのだが、12/29~1/2の期間は常連宿泊客の1年前からの予約のために湯治部に空きがなかった。仕方なく値段の高い(といっても一般的な温泉旅館にしては安い)旅館部を旅行会社経由で予約した。そのため、12/29に部屋を移動した。

湯治部の6畳の部屋

窓からの眺め


旅館部のある廊下はちょっと高級な雰囲気

旅館部の8畳+αの部屋

窓からの眺めは中庭に


部屋は広くなったが、一番の違いは夕食付きになったこと。それも豪華な部屋食。


部屋と食事は豪華になったが、洗面所や炊事場が遠くなり不便になった。

で、旅館部に移ってから、洗濯のために湯治部へ行き来した。広くなったから干しやすい。



・・・どうして、こんなことをこんな時間に書いているかというと。

猛吹雪(暴風雪)のために八甲田ロープウエイが運行中止になり、バックカントリー・ガイドツアーも中止になって、部屋でゴロゴロしているため。

またあとで、別のエントリーをアップするかも。

  


Posted by snuf at 14:03Comments(0)スノーボード

2010年12月28日

酸ヶ湯滞在、雪山三昧(その1)

昨シーズンに続いて、今シーズンもやってきた。
青森県は八甲田山にある酸ヶ湯温泉旅館。ここに宿泊しながらバックカントリーのガイドツアーに参加するため。

2010年12月25(土)~2011年01月02日(日)


8泊9日の滞在で、部屋代が安い湯治棟は4泊しか予約できず、あとの4泊は旅行会社経由の旅館棟。だから少しでも節約すべく、時間に余裕のある夕食はナシにして自炊することにした。もともと湯治場の温泉宿なので、自炊する人も多いし設備も整っている。

・・・なんて、いつもの調子で説明書きや行程を長々と書いている余裕はない。

ひどくなった腰の痛みと戦いながら、布団の上でノートパソコン広げて、無理な姿勢でキーを打っているのだ。簡潔に。

12/25~12/28までのダイジェスト画像をアップしておく。








いろんな人がいる。
酸ヶ湯ガイドツアーに参加すると、昨シーズンも見かけた常連さんから、はじめて会った人まで。スキーは10人~20人くらいのパーティーになるが、酸ヶ湯温泉旅館に宿泊する年齢層が高いせいかスノーボードの参加者は多くなくて、たいてい5人~8人くらい。

同じバスでロープウエイまで一緒に行くのにガイドツアーにはなかなか参加せず、ひとりでガシガシとコースを滑りまくる若者1人。彼は酸ヶ湯に5日いたがツアーには半日2回だけ参加。大阪から深夜バスを乗り継いできているらしい。帰りも仙台経由で10数時間かけて長距離バスで大阪へ戻るのだとか。

オレとまったく同じの板(色もサイズも同じVECTOR GLIDEのMark3)を持っていたことから話しかけた酸ケ湯ガイドツアー初参加の2人組。シマノ/ヨネックスのブーツとアキュブレードのステップインもオレと同じ装備。

ツアー参加した別の3人組は、もともと知り合いだった上記2人組とツアーで偶然会った。この3人組もシマノ/ヨネックスのブーツとアキュブレードのステップイン装備。3人組は5日間の休みを、雪を求めて車で大移動しながらバックカントリー。岩手の夏油高原で滑ったあと酸ヶ湯にやってきて、1日ツアーに参加したあと、移動はやめてやっぱりもう1泊することにして2日とも一緒だった。このあとどうするのか尋ねたら、これから400kmの大移動して蔵王近くの「すみかわ」でCATツアーに参加するのだとか。

さて、明日以降はどんな人たちとツアー参加するのだろう。


  


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2010年12月28日

酸ヶ湯温泉旅館から

酸ヶ湯温泉旅館からブログをエントリーしてます。

事前にレンタル業者からケータイ3G回線の通信カード(USBタイプ)を借りて、ノートパソコンと一緒に持ってきた。


といっても、バックカントリーのガイドツアーから戻ってきたら、温泉入って、自炊して、ちょっと酒飲んで、ダラダラしながら筋肉痛と戦っているうちに眠ってしまうので、あまりパソコンを使う時間は長くない。

さらに、せっかく通信カードをレンタルしてきたのに、実は旅館のロビーで無線LANが使えることが判明してショックを受けた。まあ、部屋でまったり接続できるからヨシとするか。
  


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2010年12月28日

雪山の準備その2

2010年12月23日(木・祝)

青森・八甲田の準備のため、スノーボードの板にホットワックス。

オレの板は先日のかぐらで使ったばかり、連れ合いの板は買ってメンテから戻ったばかり。八甲田の低温パウダーを意識した滑走ワックス。


この準備のためにいろいろ買い物した。
そのうちのひとつがスクレーパー・シャープナー。これでスクレーパーの角を研ぐと、ワックスはがしがやりやすくなる。とくに低温用の滑走ワックスは固いから助かる。


VITORA(ヴィトラ) オーバルシャープナー
VITORA(ヴィトラ) オーバルシャープナー

他のシャープナーに比べて安い





8泊9日分の荷物をパッキングしてみた。
2人分なのに、ものすごい量の荷物。スペースを取るスノーボードのブーツやスノーシューだけでなく、自炊用の鍋とか食材も入っているから。


さて、これで行ってきます。
  


Posted by snuf at 21:48Comments(0)スノーボード

2010年12月21日

スノーボード、シーズンイン--「かぐら」

今シーズンの冬はなかなか寒波が来なくて、降雪が遅かった。

snufのblog (仮称):雪山の準備その1」に書いた通り、スタッドレスタイヤへの交換や新しいウエアの準備が済んでいたのに、まだかまだかとRyu氏のブログ「スノーボードが大好きっ!!」をチェックしながら、やっと降ったあとの日曜に雪山に行ってきた。
全面滑走可能になった「かぐらスキー場」へ。


2010年12月19日(日)



大幅に寝坊して出発。降雪が多いはずの雨男のオレには珍しく晴れた関越道をひた走り、群馬県に入ったのはもう9:20を過ぎていた。


途中、車のボンネットが半開きのままバタバタしてたアクシデントもあったけど。高速バス停留所に停めて、閉めなおした。


あまりに雪のない景色。遠くに見える武尊山の山頂付近に、やっと雪が見えた。


関越トンネルを越えて、新潟県に入ると雪景色になった。


関越道からよく見える岩原スキー場はリフトが動いていなかった。これだけ白く見えても雪不足らしい。


10:30、かぐら(みつまた駐車場)に到着。ほぼ満車に近い。完全に出遅れた。


メンテに出してからワックスを剥がしてないまま、結局当日になってしまった、おにゅーの板。「Vector glide」のMark-3。駐車場でスクレーピングとブラッシングを行った。


ロープウェー、高速リフト、ゴンドラを乗り継いで、かぐらエリアに入ったのは正午すぎ。すっかり春スキーの光景。


そういえば、かぐらゴンドラで乗ったのはボンボン付きだった。「これに乗れたらラッキー♪、今日一日ツイている」のだとか。


かぐら第1高速で上がったところ(現時点での最上部)から、コース外の裏山にスノーシューで入った人たちが戻ってきていた。オレのバックカントリー初体験ツアーもここから登っていった。


田代湖に向かって滑り降りるコースは気分がいい。白馬大町の青木湖と似ている(青木湖スキー場は営業休止中)。


晴れてるとこんなにパノラマの景色。遠くまで見える~。


帰りのロープウェーは混雑。


帰りは国道17号を三国方面へ。苗場にある「雪ささの湯」に立ち寄り入浴。効能ありそうな掛け流し温泉だったが、あまりに人が多くてウザかった。


月夜野や沼田で買い物したり晩メシ食ったりして、関越道の事故渋滞を回避しながら、ゆっくり帰った。


【結論】

降雪が少なかったのか、コースの雪は固くて面白くない。あちこちアイスバーンになってた。新板のパウダー性能を試すことができなかった(というか、オレの能力不足でよくわからん)。

足腰の衰えを感じる。雪が固かったせいもあるが、半日も滑っていないのに腿や膝の筋肉痛がひどい。

結局、腰痛治療は完治しないままシーズンインしてしまった。ひどくならないように、ストレッチしながら過ごすしかないか。あとは青森・八甲田の8泊9日を無事に滑ることができるかどうか。
  

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2010年12月02日

雪山の準備その1

12月に入って寒波がやってきたようで、福島・裏磐梯エリアのスキー場がオープンしはじめた。もちろん、Yetiとか軽井沢プリンスとかの人工雪のゲレンデはとうにオープンしてるけど。天然の雪が降りはじめると、オレも連れ合いもソワソワしはじめる。

当然のように、今シーズンも年末年始は青森・八甲田の酸ヶ湯温泉に予約を入れてある。
2010年1月 八甲田山バックカントリーツアー
2010年3月 八甲田バックカントリーツアー2回目

オレも連れ合いも新しいパウダー用の板を買ったし、新しいウェアも買ったし、オレの腰痛治療はあんまし改善されていないけど続けているし。

まずはタイヤ交換。
車がデカいから、タイヤを運ぶだけでも大変。
去年作った物置兼用タイヤラックからスタッドレスタイヤを運び出して、車に積んだ。
次の週末に、タイヤショップに持ち込んで交換してもらうために。


で、次はスノーボードの板のワックスはがし&ブラッシングかな。
新しい板をメンテ業者のVサーモして置いてあるので、滑走ワックスやってすぐに使えるようにしておかなくては。

ホットワックスやると、腰を痛めるからな~。注意しないと。


そういえば、11月30日、立山でスキー・スノーボードの人が雪崩で死亡する事件が起きた。

富山・立山の雪崩:1人死亡、1人重体--スノボなど滑走中 - 毎日jp(毎日新聞)
北ア・立山で雪崩、滑走の東京の男性死亡 4人重軽傷 - MSN産経ニュース

オレたちも、11月中に立山でガイド頼んでバックカントリーツアー行きたいね、と話していたところ。実現しなかったけど。

雪山でテント泊するくらいのツワモノたちなのに、それでも被害に遭った。ゲレンデ外の自然の雪山は怖い。  


Posted by snuf at 01:21Comments(0)スノーボード

2010年10月25日

鎌倉のCreationsでH.I.Dのゼロファイターを購入

以前にも書いたように、「H.I.D」というブランドに興味を持っている。

アウトドアウェア/スポーツウェア H.I.D(エイチ・アイ・ディ)
http://www.hid.co.jp/

H.I.D(Hyper Illusion Design)は、メイドインジャパン、国産のモノ創りにこだわったアパレルブランドで、「ゼロファイター」という雪山用のウエアで有名。ゼロファイターは、シンプルなデザインながらも、ゴアテックスを使った高性能な素材、動きやすいスタイリングが秀逸。

snufのblog (仮称):シャルマン火打GENTEM試乗会
2010年04月10日(土)、新潟のシャルマン火打でゼロファイターを試着して滑ったときの画像。


あと、2005年12月の2記事でも書いていた。
snufのblog (仮称):メイドインジャパンなスノーボード
snufのblog (仮称):出遅れてるよ

そのH.I.Dのオフィシャルショップが東京・青山から神奈川・鎌倉に移転したことを知った。オレも連れ合いも、そろそろ新しいウエアを検討していて、「ゼロファイター」を試着してみようと鎌倉へ行った。


2010年10月16日(土)

午前中に腰痛治療へ行ったあと、午後から連れ合いと車で鎌倉に向かった。

鎌倉・由比ガ浜にできたコンセプトショップは、「Creations」という店名。ツリーハウスクリエイターとコラボしているために、ギャラリーのような空間だった。

由比ガ浜の商店街。

Creationsの入り口とビル。

Creationsの店内。


オレはゼロファイターのジャケットを、連れ合いはジャケットとパンツを、いろいろ試着したけど、結局決められずに店を出た。

帰りに、同じ鎌倉にあって、歩いてすぐのパタゴニアの直営ショップに寄ったりして。


2010年10月23日(土)

先週と同様に、午前中に腰痛治療へ行ったあと、午後から連れ合いと車で鎌倉に向かった。

2週連続でCreationsへ。


先週と違うのは、ウエアと色やスタイルを合わせられるように、スノーボード用のパンツとヘルメットとバックパックを持っていった。で、実際にフルセットを装着して試着させてもらった。


サイズと色をかなり悩んだ結果、最新モデルではなく、たぶん一昨年モデルの「ZERO FIGHTER JACKET shiracha」というピンクと肌色の間のビミョーな色合いのジャケットに決めた。サイズはM。

ゼロファイターは、スノーボードウエアによくあるダボっと着るのより、山用ウエアに近いのでタイトに着たほうがカッコいいのだ。そのためLサイズしかない色は諦めて、Mサイズがある色から選んだ。

連れ合いは、組み合わせをさんざん悩んだ結果、ジャケットとパンツとセットで買っていた。

ついでに、H.I.DのトップページのFlashで気になっていた、白の長袖Tシャツのことを尋ねたら在庫あるという。

これも勢いで買ってしまった。袖にあるpaddle manのイラストがイイ。



たまたまキャンペーン中だったのか、購入者プレゼントとしてソックス「rasox」とタオル「roten」とカップとステッカーをいただいた。

それにしても、2人して、かなり高額な買い物をしてしまった。


  

Posted by snuf at 00:22Comments(2)スノーボード

2010年04月26日

来シーズンに向けて、VECTOR GLIDE の板を買った

GENTEMの試乗に2回行ったのは、連れ合いが買おうとしていたからで、オレはまだ今の板を使おうかと思っていた。

でも、バックカントリーツアーに行くようになると、ゲレンデ外のパウダーライディングに向いた板が欲しいかなと少し考えていた。

ニセコも楽しかったけど、八甲田の酸ヶ湯の湯治棟に何日か滞在してバックカントリーツアーに行きまくる、雪山の遊びをしたいとも。

で、GENTEM STICKWANDVECTOR GLIDEMOSS SNOWSTICK、と悩んでいたら、VECTOR GLIDEがスノーボードから撤退する(スキーは続ける)との情報。つまり今シーズンモデルが最後になるわけだ。

以前から、いろんなブログやら情報やらでVECTOR GLIDEの「Mark3」がかなり良いとのイメージを持っていた。いま買わなければ、もう手に入らなくなるのか、そうか・・・。

うん。VECTOR GLIDEにしよう!、と決めた。


VECTOR GLIDEのスノーボード板の一覧


「Mark3」の解説


ところがVECTOR GLIDEを扱っている通販ショップをあちこち探したが、スノーボードの板は在庫ナシか、取り扱いがなくなっていた。とくに「Mark3」はメーカーにも在庫がないらしい。

オガサカの工場→VECTOR GLIDEという流れだったのが、今はホグロフスなどの総輸入元であるフルマークスの扱いになって、スノーボードはなくなったらしい。

探して見つからないと、なぜか無性に欲しくなって、なぜか探すことに燃えるのがオレ。(どこかのエントリーにも書いたな、このセリフ)

結局、オシュマンズ原宿店の倉庫に最後の1本が残っていることが分かって、それを買った。たぶん、メーカーから出荷したVECTOR GLIDEのスノーボードの板の、最後の1本を買い取ったのがオレかもしれない。
(ソールガード付き、20%OFFで買った)

よく見るこの袋に入れて持ち帰った。

袋から出してみた。専用ソールガード付きなのはありがたい。

先端とオシリはこんな感じ。

メイドインジャパン。なぜか、うれしい。

ソール面。このデザインを気に入ってる。

そしてデッキ面の全面。カタログから。


ちなみに、初めての板(知人からいただいた)は、スイスアーミーナイフみたいなグラフィックの赤い板で、ブランド名は忘れた。「NIDECKER」だったかもしれない。
10年以上前のオレ、すげーダサい格好な気がする。ヒゲだし。恥ずかしい。


2番目の板がMOSSの「040557」、
3番目の板がARBORの「A-FRAME」(「snufのblog (仮称):ARBORの板を買った(前編)」で詳しく書いた)、
で今回のVECTOR GLIDE「Mark3」が4番目の板になるのだ。

まずはこの「Mark3」を長く使うために、サーモシンクかVサーモを含めて初期メンテナンスをどこかに出そうかと考えているところ。

そして、オレも「トンガリ系の板を持つ人」の仲間入りしたわけだ。  


Posted by snuf at 00:22Comments(0)スノーボード

2010年04月15日

シャルマン火打GENTEM試乗会

2010年04月10日(土)

先日の丸沼雪山記「snufのblog (仮称):丸沼GENTEM試乗会」に続いて、今回も板の試乗が目的。


シャルマン火打でGENTEM STICKの試乗会があると知ってから、GENTEMの板の選別に悩んでいる連れ合いから、「丸沼で乗り損ねて、どうしても試乗したい板がある・・・」「連れて行かないと、どうなるかわかってんだろうなぁ?」と脅されたので、はるか彼方まで。

シャルマン火打スキー場は新潟県糸魚川市にある。新潟というより富山に限りなく近い、日本海側にあるスキー場。非圧雪エリアが多く、パウダー好きが集まるゲレンデとして有名。
しかし、いかんせん遠い。ウチから350km。


金曜に午後有休とって、仮眠してから出発した。
関越道→上信越道→北陸自動車道→能生ICと経由して、夜通し走ってやっと着いた。朝7時少し前で、このガラガラっぷり。


晴れてて眺めはイイんだけど、あまりに暑すぎ。雪が溶けて、危険な箇所もあるみたい。ウエアのジャケットなんて着てられない。長Tとか多かった。オレはたまたま持ってきてたウインドブレーカー着て滑った。


んで、試乗会場へ。


開催者は新潟・上越市のショップ「RISE」。
http://riseshop.com/
http://blog.riseshop.com/

連れ合いの目的はコレ。「TRINITY」。オレから見てもかっちょいい。


オレは適当に残っている板を乗ってみた。
左:BIG FLOATER (Length 1680)、右:MAXFORCE (Length 1640)


あとは、H.I.DのZERO FIGHTER試着滑走展示会。


H.I.Dはオレの大好きなブランド。
ウエアのパンツもビーニーも実はH.I.Dのだったりする。


H.I.Dの人にZERO FIGHTERのことや、ゴアテックスのメンテナンスについて説明を受けて、マジで欲しくなった。タイトなシルエットでカッコいいし、軽いし動きやすいし、ムレにくい。でも値段が高過ぎる。定価で60,900円、値引きはほとんどしない。

試着して滑ってみた。


試着した人向けのプレゼントもらった。オリジナルのキーホルダー。


で、暑いし、雪は重いし、滑らないし、滑りにくいし。ってことで、午前券終了の12:30の前に、引き上げた。
あとはコラールが待っている新潟へ。
  

Posted by snuf at 23:29Comments(0)スノーボード

2010年04月05日

バックカントリー装備(その2)

先日の八甲田バックカントリーツアー2回目で、新しい装備をいくつか追加したオレ。


この装備の話。

MSRスノーシュー、BlackDiamondスノートレッキングポール、を入手した話は、前のエントリー↓で書いた。
snufのblog (仮称):ACCUBLADEとバックカントリー装備

その後、スノーボードの板が装着できるバックパック、新しいゴーグル、雪山用ヘルメットを入手した。

【ヘルメット】
前から欲しいと思ってた。とくにオフピステエリアでツリーランすると、いつ木にぶつかってもおかしくないので心配だった。

北欧スウェーデンのブランド、POCSkull Light
セール中のホグロフスストアで、これの茶色を見つけて、装着したら頭にフィットした。現品限り40%offだったものを、キズありのためロゴが剥がれかかっていたので少し値切って、即買い。


【ゴーグル】
何年も愛用していたDICEのTRUMPが、内側のコーティングが剥がれてしまったのか、ちょっとしたことで曇るようになった。おまけにダブルレンズの間に汚れがついて視界のジャマ。と思っていたら、買ったばかりのPOCのヘルメットに合わないことが判明した。ゴーグルの左右のプレートがヘルメットに干渉して、浮いてしまうのだ。
というわけで新調することにした。

いくつものブランドのゴーグルを試してみたが、やっぱり日本ブランドのほうが鼻のあたりがいい。DICEの頃から山本光学を信用していて、なんとなく次はSWANSが良いかなと思っていた。そしたら、最近流行ってきたデカレンズタイプのゴーグルが、2010 NEWモデル先行販売として数量限定で入荷と、SWANSのサイトに書いてあった。

ヘルメットとの相性もあるので通販では買わずに、神田のスキーショップ街で捜索。すると期待してなかったICIスポーツで最後の1つを発見。持参したヘルメットと合わせていると、ちょっとキズがあるとのことで少し安くしてもらって、即買い。


ヘルメット用パーツのベルトクリップBH-12を買い損ねたことが残念。
あと、買ったモデルは「C2N-MDH-SC W/SIL(889)」のはずなのに、パッケージラベルが違っているかも。


【バックパック】
これはかなり悩んで、決めるまでに時間がかかった。選択肢が多いわりに情報が少ないのだ。

実際に店で触ってみたり、いろんな人のインプレやブログを読みあさって、連れ合いのバックパックを何度か使った感想も含め、オレなりに要望を並べてみた。
・日帰り想定、衣類やちょっとした行動食と水筒を考慮に入れて、30リットル前後
・ゴーグル用のフリースポケットがあること
・ウエストベルトに小物ポケットがあること
・ジッパーのプルタブがグローブでもつかみやすいこと
・スノーボードやスノーシューがしっかり装着できること
 ※ベルトが背中部分から伸びていて、荷物が入っていなくても板をしっかり固定できるように。
・できれば、バックパネルアクセスができること
 ※これは板を装着しているときにフロント側から荷物を出そうとすると、板を外してからでないと取り出せない問題を解決できる。日常生活では不要だが、雪山では背中側からオープンできるのはとっても便利なのだ。

で、候補はいろいろあった。
HAGLOFS:MOUNTAIN SURF
BlackDiamond:OUTLOW
ARC'TERYX:SILO30
PATAGONIA:OUTER LIMITS PACK REGULAR(これは連れ合いが使っているので除外)

ほか、ナチュラム取扱製品からも候補。
deuter(ドイター) エッジ25
deuter(ドイター) エッジ25

deuter(ドイター) エスツェット
deuter(ドイター) エスツェット

モンベル(montbell) ランドナーパック
モンベル(montbell) ランドナーパック

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) SNOW SHOT 30
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) SNOW SHOT 30


ノースやドイターはブランド的に好みではない。最後までホグロフスのMOUNTAIN SURFと迷ったのだが、結局、これにした。


OSPREY:KODE30 Lサイズ、色はブラック(実際は濃緑)。
総輸入元の製品情報「オスプレー、コードシリーズ」
http://www.lostarrow.co.jp/news/op_kode.html

各パーツについてはこのページが詳しい

アークテリクスやホグロフスは値段高すぎ。3万円も出せないよ。

オスプレイKODEの22や38のサイズは店で見かけたのだが、なぜか30はすべて売り切れになっていた。店員の話では、総輸入元にもないはずだから、運良くどこかの店に残っている在庫品を探すしかない、とのこと。

そう言われると、なぜか無性に欲しくなって、なぜか探すことに燃えるのがオレ。

日本全国の取り扱いショップを探し、在庫がありそうなら問い合わせをした。東京の扱い店では直接店舗で在庫を調べてもらったり。・・・それでも在庫はどこにもなかった。

すると検索順位が低くて見逃していた、平行輸入でアウトドアグッズを扱う通販ショップで、KODE30が「在庫残1」という表示があった。Mサイズをすぐに注文したら、サイズ表記間違いで、仕方ないのでLサイズを入手した。たぶん33リットルくらいあると思う。注文後に売り切れ表示になった。

なので、今シーズンとしては、たぶん日本に現存する最後の1つを買ったのがオレなのだと思う。

こうやって苦労して入手したモノは、愛着持って長く使うのだ。  

Posted by snuf at 23:20Comments(0)スノーボード

2010年04月04日

丸沼GENTEM試乗会

2010年03月28日(日)
久しぶりに関東エリアのゲレンデの話。バックカントリーのガイドツアーじゃなくて。

暗いうちから出発して、群馬エリアの丸沼高原スキー場へ。残念なことに、数日前から降雪がないのを知っているのに行き先確定。


というのも、「GENTEM STICK」の試乗会が開催されることを知って、「絶対に試乗したい!」「寝坊厳禁!」という連れ合いからのキツイお達しで実現。


2月にニセコにあるGENTEMのショウルーム(素敵な建物!)に行って説明を聞いて以来、かなり気になっているみたい。そろそろ板の買い替え時だし。
オレもいわゆるトンガリ系の長い板に乗ってみたかったので。

ちなみに「トンガリ系の板」というのは、GENTEM STICK、WAND、Vector glide、MOSS、Burtonなど各ブランドにあるパウダー志向の強い山ボードの総称としてオレが勝手に呼んでいる言葉。単にノーズが鋭角ぎみだけでなく、ダブルピンテール、スクエアノーズ、ハーフムーンテール、フィッシュテールなどの形状も含んでいて、フリースタイル用の板と違うと言う意味。
(素人が勝手な呼び方してスミマセン)

話しは戻る。

受付で登録して、免許証を預ける。板を決めて予約。人気の板だとタイミングによっては1時間待ちとか。


希望の板を借りられたら、バインディングを付け替えて試乗して、45分間以内に返却する。

でも、パウダーで使うことをイメージしているのに、普通のゲレンデの固いピステンバーンで滑っても、よくわからん。


まあとにかく、固い雪でもスピードを出したときの安定感やターンの感じをつかもうと、なんとか努力。それにせっかく来たんだから、興味ある板はできるだけ試乗してみた。

オレのバインディングは、樹脂カバーが付いているせいでバインディング交換に手間がかかる。交換が手間取ると滑る時間が短くなるし、返却に間に合わない。


ちょうどこの日はスラロームのミニ大会があって、近くのリフトは混んでいるし、ゴンドラなんて長蛇の列ができていて戻ってこれない。なかなか慌しい試乗と板の交換を続けた。

TT classic (Length 1650)
今の自分の板(上側ウッド調:ARBORのA-FRAME)がLength 1580だから、長いことがよくわかる。


BIG FISH (Length 1630) TARO TAMAI SNOWSURF DESIGN


MAGIC38 (Length 1680)


ZEPHYR (Length 1620)


午前中は予約で数人待ちみたいな状態だったが、午後になると空き板も出てきた。時間は残っていたが、食事もせずに滑り続けて、さすがに疲れて終わりにした。


4種を試してみて。
・全体的に高速安定性はどれも良かった。へんなバタつきがないし、コントロールしやすい。
・BIG FISHのテールは見た目ほどの違和感ない、というか深雪じゃないと分からないのかな。ターンがクイックな感じはあった。
・乗りやすさと色とデザインの好みではMAGIC38が良かったかな。長さを感じさせない。
・違う色があったらTT classicも安定してて良かったかな。
・定価16万円って、他のブランドのフリースタイルボードの倍近い費用対効果があるのかどうかは疑問。

つーか、「違いのわかる男」じゃないので、いいかげんな試乗インプレだな。

14時の時点でそうそうに撤収完了して、関越道が渋滞する前に帰ろうと出発。


ところが。
ちょうどそのタイミングで関越道上り線で事故が起きて、ひどい渋滞に巻き込まれた。

慣れない板で固いバーンを滑り続けて疲れたのに、さらに渋滞のペダル操作のせいで、この週は下半身の筋肉痛がひどかった。
  

Posted by snuf at 01:44Comments(0)スノーボード

2010年03月27日

八甲田バックカントリーツアー2回目(とりあえず版)

2010年03月20日(土)~03月22日(月)
2泊3日で、今シーズン2回目の青森・八甲田に行ってきた。宿泊地は同じく酸ヶ湯温泉(湯治部)。


と、ここまでは1月の行程と同様。
snufのblog (仮称):八甲田山バックカントリーツアー(とりあえず版)

前回はJALツアーで行ったのだが、今回は3連休でツアー料金があまりに高額だったため、航空券、バス、旅館を個別に予約した。航空券が半額になるJAL株主優待券をヤフオクで入手して使ったし、酸ヶ湯温泉旅館の湯治部宿泊料金は良心的で3連休でも割り増しにならない。

前回はフカフカ雪が降ったタイミングだったので、八甲田のパウダーを満喫できた(もちろん温泉も)。
だが、今回は雪がいまいちで板が滑らなかったり、吹雪のためにロープウェーが運休になって、ガイドツアー中止の代わりに観光ツアーになったり(もちろんヒバ千人風呂は満喫)。

装備もいくつか新調した。POCのヘルメット、SWANSのゴーグル(先行限定)、OSPREYのバックカントリーバックパック「KODE30」。

というわけで、ダイジェスト。






  


Posted by snuf at 02:18Comments(2)スノーボード