八甲田、今シーズン3回目(その4:最終)

snuf

2011年03月27日 21:59

その3>の続き。酸ヶ湯滞在、八甲田バックカントリー4日目。最終日。



2011年3月8日(火)

起きてすぐ、部屋から外を見ると、前日からの雪が一晩中降り続いていた。これは期待できる。


最終日なので、ツアー出発までに部屋から荷物を出してチェックアウトする必要がある。朝風呂、朝食、支度をしながら、すべての荷物を待合室に移動した。

旅館前の駐車場に出ると、ガンガン降っていた。


ロープウェー山頂駅の外は、猛吹雪。視界が悪い。午前の部スタート。


板をはいて他のツアー参加者の準備を待っている間に、どんどん降り積もった。


樹林帯の中をスノーシューでハイクアップして移動。




前日午前と同じ、広大なオープンバーンにドロップイン。




再び樹林帯の中を移動。降雪もおさまって明るくなった。


斜度は緩いが、遠くまで見える広い斜面。みんなで一斉に滑り降りた。




遠くまで見えるって気持ちいい。


最後はツリーランして、道路に出て、午前の部が終了。温泉ルート。


火曜ということもあってロープウェー乗車の渋滞は少なくなった。なので急いで山頂駅に行くこともない。ロープウェー山麓駅のカップ麺と旅館売店で買って持ってきたオニギリで昼食。


ロープウェー乗り場で次便を待っていると、スキースクールの人に話しかけられた。ウエアがオレたちと同じHIDのゼロファイターだったのだ。


山頂駅に着くと、何かのキャンペーンなのか、スノーボードの板を飾る準備をしていた。第三セクターの鉄道会社である「青い森鉄道」とのタイアップか。キャラは「モーリー」というらしい。



酸ヶ湯ガイドツアー、午後の部スタート。横殴りの猛吹雪。


視界が悪い中、ハイクアップして移動。


少し降りると視界が開けた。フカフカのモフモフのツリーランが楽しい。勢いあまってツリーホールに落ちた参加者も。



道路に出て、午後の部が終わり。銅像ルート。これでオレたちの八甲田も終わり。


たくさん雪が降って、新雪ばかりのパウダーに、これで終わりにしたくないと後ろ髪ひかれる思いがいっぱいで、まだまだ滑っていたかった。まだまだ酸ヶ湯に滞在していたかった。

酸ヶ湯温泉旅館に戻ると、毎度のように屋根の雪かきとツララ落とし。ご苦労さまです。


急いで入浴して、片付けして、18:05のバスで青森空港へ。空港では時間に余裕があって、夕食とかブラブラしたり。


羽田空港に着くと22:20。


これで今回の八甲田の遠征は終了。

2011/03/05(土) 八甲田、今シーズン3回目(その1)
2011/03/06(日) 八甲田、今シーズン3回目(その2)
2011/03/07(月) 八甲田、今シーズン3回目(その3)
2011/03/08(火) 八甲田、今シーズン3回目(その4:最終)

【おまけ】
ケータイGPSログは、この日分だけ途中でおかしな動作になったり、電池切れだったり、まともに使えない表示だったのでナシ。


それよりも、この旅行が1週間ズレていたら、オレたちは東京に帰れなかった。正しくは、土曜は航空が麻痺して飛ばずに青森に行けなかったのか。数日ズレていたら、青森で被災していたかも。とにかく運が良かった。

今(3/27)でも、青森・八甲田では燃料不足が続いて交通に影響が出ているという。空港や青森駅からの送迎バスがなくなって、酸ヶ湯ガイドツアーに参加する人が極端に減ったが、ツアーは再開できているとのこと。本当に良かった。

あらためて、被災地のみなさまのご無事をお祈りするとともに、亡くなられた方へお悔やみを申し上げます。被災地の一日も早い復興を祈るばかりです。

多少の後ろめたさはありつつも、通常の日常生活が過ごせる人は、通常に戻ったほうが良いと思う。もちろん被災地のことは思いつつも、いつまでも後ろ向き生活や自粛を続けていたら、日本全体の経済が後退してしまう。復興のために、これからたくさんのお金がかかる。いろんな活動を増やして、経済を活性化させて、たくさんの税金を払える会社や人が増えなくてはならない。

だから、オレは前向きに働くし、遊びにも行こうと思う。節電には気をつかいつつ。



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