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その2 の続き>
9月20日(日)。
瀬戸内海のしまなみ海道にある大三島の「多々羅キャンプ場」でテント泊した朝。
4時半に起きて準備を始めるつもりが、起きたら6時だった。
仮眠しながらの交代運転とは言え、14時間ほども運転して来れば、さすがに疲れていたようだ。
明るい時間にキャンプ場を見回すと、海が目の前にあり防波堤で釣りをしている人たちも見えた。上のほうにはバンガローもある。自然が多いのに主要道路やコンビニから近く、設備も整っていて、良いキャンプ場だと思った。
朝の支度をして、となりの家族連れに「いってきますっ!」と挨拶して、さっそうとキャンプ場を出発。
コンビニの駐車場で朝食を食べながら、朝の海を眺める。
飲料や簡単な食料を買い、荷物を整え、ついにスタート。しまなみ海道のサイクリングコースを中心に、その周辺までも走る2日間の行程がはじまった。
スタートしたのはだいたいこのあたり。(画像クリックで全体表示)
こっちはしまなみ海道の全体図。(画像クリックでくっきり表示)
まずは、道路に沿って整備されているサイクリングコースを進む。
はじめの観光目的地だった「
大山祇神社」が、工事中のため青シートに囲まれていて残念。入り口だけ見て通過。
サイクリングコースから外れると、当然のように自転車用のルートも歩道もなくなる。それよりもアップダウンばかりなのがツラい。
自転車を押して歩くくらいの坂を登ったら、すぐに停めて小休止しながら水分補給。スタンドを付けてきて役に立った。
水筒の中身は、スポーツドリンクと氷。氷は溶けても、スポーツドリンクが一定の温度ならそれでいい。こまめに飲まないと倒れそうになるくらい、汗をかいた。
森の小道を抜けると、「
鼻栗瀬戸展望台」。
はじめて自転車で渡る橋、
大三島橋がよく見える。大三島から次の島である伯方島へ渡るのだ。
だいたいこのあたり。さて、ここで初めて橋の料金所。
ここで登場するのが、あらかじめ買っておいた「
しまなみサイクリングクーポン」。
しまなみ海道10周年記念で発売され、自転車通行料を50%割引きで利用できるほか、観光施設や入浴施設などが優待される割引クーポンなのだ。
橋の自転車通行料を支払う料金所。はい、クーポンを入れました。
橋の上の道は自転車と原付バイクとで分けられていた。ちょうど、他の自転車カップルが通過していった。
あらためて言うまでもなく、橋からの眺めは最高に気分が良い。そんな橋の上から海や島の景色を眺めながら自転車に乗るオレ。
ここは短い橋だったので、あっさりと橋を渡り終えた。
そして次の島、伯方島に入った。
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その4 に続く>